「接吻」を観たよ

殺害されちゃう女の子が,帰宅して,室内の惨状に驚いて,わっと悲鳴して玄関から飛び出そうとするのだけれど,髪を引かれて頭から連れ戻される場面が,びくりとしました。

自分というものを,ものとして,手に取れるようにして,評論できちゃうようなものとして,固めてしまう生き方は,つんけんしてしまいますね。

じゃ,どうしたらいいのさ,って,つまりは相手を一人の人間として尊重するっていうことなんだ。

あなたとご一緒できて,わたしはこんなに幸せですよ,と言えれば,それでよいのだけどもね。

相手の幸せを願ってもよいけれど,自分が何かできるってほどの思い上がりにも気をつけなくちゃ。

などなど,考えました。観ることができてよかったです。